図書館の話
天気も良く、少し長めの散歩をしている途中で図書館を見かけた。
私の住んでいる地域は文教地区とかで、演奏会があちこちで催される度、足を運ぶことも多いのだけど、そういえば図書館も多いのだったと気付かされた。とは言っても、存在を知らなかった訳ではなくて、自分の好きそうな本はあまり置いていないのではないか、という先入観から足が遠のいていたのですな。
私が良く読む本はミステリ。いわゆる”人殺しの本”です。
そういう類いの本が0歳から図書カードを作れる図書館に置いてある訳がないではないか。良くて、子供向け探偵小説くらいじゃないか?
そんなことを考えつつも、いやいや面白いものがあるかもしれないと思い覗いてみたら、まあ、ありますよ。推理小説が。過去に読んだ本はもちろん、今度読んでみようかなと思っていた本まで置いてある。
想像以上に揃っているので、今積んである本を読み終わったら利用してみようかなと思い、とりあえず、その場は何もせずに立ち去ったのだけど、帰り道にふと考えました。
「図書館で借りた場合、著者にお金は届くのか?」
古本屋は著者にお金が入らないから、絶版になっているだとかどうしようもないもの以外は利用しない、と友人から聞き、もっともなことだと私も思ったのだけど、図書館も同じことなのでは?と考えてしまうのです。読書の好きな人が図書館には集まると思うのだけど、その辺りをどう考えているのかちょっと聞いてみたい。
そんなわけで、とりあえず利用は控えようかと思ってます。
海外のミステリで時代の古いものーいわゆる古典ーがあれば、借りてみようかな。