誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

リツイートで思う

誰かのリツイートで面白い情報、役に立つ情報を知ることがあります。と同時に、自分が知った情報を人にお勧めしたくてリツイートすることもあります。

自分が良いと思うことは他人にも良い、というのは大袈裟だけど、まあ、どこぞの宗教のように押し付けているわけでもなく、相手に情報を収集する権利があるので、あくまで「この記事、面白かったよ。良かったらどうぞ」というニュアンスになるのかな。

ただ、ここで思うのがイエスマン(?)風のリツイート。

例えば、自分の意見を誰かが好意的にツイートしたら、そのツイートを自分がリツイートする。私の場合は音楽を作っているので、自分の音楽作品を誰かが好意的にツイートしてくれたら、そのツイートを自分でリツイートする、という感じでしょうか。

こういうのを見かけると、一体どういう意味があるんだろう?と考えるんですね。

「ほら、私の意見(作品)はこのように多くの方に支持されている。あなたも知ると良いでしょう」ということでしょうか。こんな風にリツイートされると、選択できるとは言え、宗教的に押し付けられている感じがしてしまいます。

自分の作品を他者が好意的にツイートしてくれた時、相手に感謝の気持ちは生じるけど、それをリツイートしようとは思いません。こういうものって第三者同士でこそ価値のある情報なんじゃないかな。

少し話は逸れるけど、自分で「好評発売中」ですとか「絶賛発売中」と言っている人も面の皮が厚いんだなあ、と思ってしまいます。小心者の私は「好評を頂いています」って書くのが精一杯です。自画自賛…結構なことではありますけどね。

テキストをリアルタイムで手軽に発信できる時代。

でも、手軽だからと何も考えずにただ拡散するのではなくて、だからこそ、そこに生じる意味も考えたいものですね。

自戒をこめて。