誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

悪意なき悲劇とその余韻

とある和風のホラー作品を観ました。チラリと紹介を観たら面白そうだったので。
子供の頃、ホラー映画を観て眠れなくなり、その時、もう二度と観ないと誓ったのだけど、大学の時に「リング」を読んで、そのまま映像を観たら全く怖くなく(別に仲間さんだからというわけではない)むしろ、作り方や見せ方に興味が出てきて、チラリチラリと観ていたりします。
今回の作品も面白かったです。
隔離された辺鄙な地域の怪しい儀式に呪いというベタベタパターンで、どうして元の部分が呪われているのかよく分からないけど、誰も悪意を持っていない悲劇というのが良いですね。人魚姫みたいだ。
ただ、こういうのを観る度に思うのだけど、エンディングテーマがバンドのPOPSってどうなんでしょう?
曲名や歌詞を見ると映像作品をイメージして作られているんだろうなとは思うし、他の人の感想を見ても「この曲神」なんて書かれているのでニーズには合っているのでしょうけど、個人的には和風の悲劇の余韻に聴かされると一気に興ざめてしまいます。ちなみに、この作品、劇中に呪いを解くためのわらべ歌ようなものがあるんですよ。自分だったらそれをアレンジするけどなあ。歌詞に、和風を謳っている作品に場違いな英語も入らないし。
内容が良かっただけに少し残念です。
映像作品のタイトル?ご想像におまかせしますわ。