誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

時の幻を追え

「幻だったのかな?」と思うほど、記憶の隅にあるようなないようなものがいくつかあります。インターネットは知識のカタマリなんていうけれど、幻さえも調べられるのが面白いですね。
今回は、「テセウス」というゲームを調べてみました。遊んだのは小学校の低学年、ハードはMSXだった…ような気がします。確かサイドビューで迷宮の中をあれこれ探索するものだったように思うのだけど、動き(重力っていうのか?)がとても綺麗だったという印象があります。このゲーム、時々夢の中にも出てくるのですが、大抵白っぽい世界で何にも無いんですよね。つまり、「白っぽく何も無い迷宮をテセウスという主人公が跳ね回って彷徨うゲーム」と記憶しているわけです。
で、調べてみたのですが…
「こういう画面だっけ?」
1984年に確かに発表されていたようです。1ドットスクロールうんぬんと書いてあるし、多分これがそうなんでしょうけど、画面を見ると記憶しているものと全然違うんです。
う〜ん、こうして記録されている方が正しいんでしょうね。
当時はゲームの遊び方(進め方かな)もほとんど分からなかったので、画面から受けた動きのインパクトと訳の分からなさが時間をかけて混じり合い、先に書いたようなイメージだけになったんだろうなあ、なんて思いながら時間は過ぎて行くのでした。