星と生命の物語を観て
先日借りた【FINAL FANTASY VII Advent Children】を観ました。CG技術が一つのポイントになっている映画を観る度に思うことだけど、とても美しい絵ですね。特に目が綺麗。群衆のシーンもゾクゾクしました。数年前、FINAL FANTASYの名前がついたCG映画がありましたが、FINAL FANTASYのファンは今回ような作品を期待していたんじゃないですかね。
内容については賛否両論あるところでしょう。戦闘シーンが随所に差し込まれているのだけど、手に汗握るという感覚があまりないですし、物語自体も何となく淡々とした作品という印象を受けます。また、肌のシミも見えるし、動きだってスムーズなのに何と言うか・・・息をしていないかのような感覚を覚えてしまうのですが、何故なんでしょうね。人間らしさを感じないから・・かなあ。いつか技術がもっともっと進歩して、私が抱く不思議な違和感もなくなるのでしょうか。
作品の冒頭に表示されるように、本作品はFF VIIファンの為の作品です。ゲームのダイジェスト映像も収録されているけれど、遊んだことのない人にはオススメできません。でも、FF VIIが好きなら世界観を観るだけでも価値のある作品ですね。興味があればご覧下さいませ。