誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

首に注射するという恐怖

常に小腹の空いていた3月15日。

エレンタールを飲みつつ、このままお腹の調子が戻れば退院かなあと思っていました。

 

そんな、のんびりと読書していたところへ主治医が颯爽と現れて言うのです。

 

「明日からL-CAPやりたいから、午後にでも首にカテーテル入れさせて。で、首は色々とあるから、この書類に一筆書いて」

 

L-CAP?首にカテーテル?何それ?

 

詳しく聞いてみるとステロイドだけだと治療効果が今ひとつなので、会議でL-CAPもやろうとなったらしい。そう、治療方針は週一の会議で色々な先生が集まって議論しているのだ。頼もしいではないか。

 

で、そのL-CAP、白血球除去療法と言う治療らしいのだけど、名前の通りのもので血液を一度外へ出して、綺麗にして戻すというものらしく、透析室で行うものだそうな。透析とは違うけど、まあ似たようなものだとか。

 

その為、血液を循環させる管を入れる必要があるのだけど、L-CAPは10回必要らしく、その度に管を入れるのは大変なので、首に蓋つきの管を入れて、治療の時は、血液を浄化させるだけで済むようにしましょう、と言うわけですな。

 

首に注射なんてしたことある?

 

腕や股、尻にはあるけど首はないので、まあ怖い。

しかも一筆書かされるということは、そういう危険もあるのだ。

おまけに、血液循環用の管なので、通常の注射より太く、看護師さんが言うには死ぬほど痛いらしい。注射をするために注射をするそうだが、看護師さんが病人をビビらせるって何よ?

 

午後2時、処置室へ移動。

 

菌の類が入ってはいけない、ということで、先生たちは手術着のような完全防護で、私も首のところに、処置する部分だけが空いたシートを被せられ、上半身裸。念入りに消毒をされた上で、エコーをかけられ準備されます。

 

処置部分に麻酔注射を二、三発打たれたので、本命のカテーテル注射の痛みはそれほどでもなかったのですが、処置中、恐怖から手の震えが止まりませんでした。ついでに言うと、シートのおかげでちょっと息苦しい。

 

処置時間は30分くらいかな、首にカテーテルを植えつけられて、簡単に取れないよう縫われたため、常に首を引っ張られているような状態です。麻酔が切れるとズキンズキンと痛く、首に力を入れたり、水を飲んだりしても痛い。

 

先生や看護師さんは、「そんなに首を傾げなくても普通にして大丈夫だよ」と言うのだけど、私だって好きで首を傾げているわけじゃないのだ。そうなっちゃうのだよ。この頃、体重も50kg切りそうだったし、首を傾げてヨロヨロ歩く私を見て、なんだか痛々しいと看護師さんに言われたものだ。

 

その夜、怖い夢を見ました。

 

首と左腕を鎖で繋がれて牢屋に入れられる夢。

そこでおかしな生き物をけしかけられるところで目が覚めたのだけど、目が覚める寸前、何か柔らかなものに触れた気がしたんですよね。看護師さんがうなされている自分を起こしてくれたのかな、とも思ったんですけど、いないし。結局よく分からない。

ちなみに、左腕の鎖は点滴ですね。

 

3月16日からL-CAPが始まります。