誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

”グリーンマイル”を観ました

仕事仲間の勧めで映画、”グリーンマイル”を観ました。 

グリーンマイル (字幕版)

グリーンマイル (字幕版)

 

こちらが予告。

日本語字幕の入っているものもあったけど、こっちの方が作品の雰囲気が伝わるかな。

www.youtube.com

 

映画を観ると余韻に浸るというか、例えば悲しい映画を観た後はしばらく悲しい気分になって気力が萎えるので、できれば温かい気持ちになる作品とか、自分も頑張ろうと思えるような映画が観たいなあと思うわけです。

 

そんな話をして勧められた作品がこの”グリーンマイル”。

 

舞台は世界大恐慌時代の死刑囚収容所で、主人公はここの主任なのですが、ある日ここに大きな黒人男性が送られてきます。ここに送られてくるということは、つまり相応のことをしたからなのですが、主人公は、彼と過ごす内に冤罪なのではないかと疑問を抱くようになるのです。そして…。

 

時間にして180分ほどあるので、軽く観るにしては長いでしょうか。でも、観るに値する重厚な作品だと思います。残虐なシーンというわけではないけど、電気椅子のシーンは結構辛い。

 

私は映画について疎いので作品名すら知らなかったのですけど、当時は注目されたらしく、私が勧められた際も幅広い年代の方から「観といた方がいい」と言われました。みんな映画観てるんだねえ。

 

ただ、観てみると想像していた余韻ではなかったです。

 

暖かいシーンもあるし、心を動かされるシーンもあるし、良い作品ではあるのですけど、終わり方が切ない。悲しい終わり方をするわけじゃない(人によっては悲しいかも)のだけど、「良かった」という終わり方でもなく、善や悪というものについて考えさせられたりもするので、何かこう、「前を向いて行こう」という気持ちにならなかったんですね。

 

映画好きな方は、当然観ているだろう作品ですが、もし興味があればご覧になってみてください。長いけど、一人でじっくり観ることをお勧めします。