「突然失礼します。天沼さんのお電話にかけております。現在お住まいの〇〇(引っ越し元の建物)についてお尋ねしたいことがあるので大至急連絡ください。ガチャン ツーツーツー」という留守番電話が入っていた。
基本的に、知らない番号の電話には出ないのだけど、この電話番号、先週、先々週とかかってきていたので、今更大至急も何もないだろうと思いながら、流石に「大至急と言われると何かあるのかな」とも思ってしまう。でも、名前も名乗らない人間に連絡するのも…ねえ?心当たりもないので、まあ怪しい。
それでも、いい人(?)の私はやっぱり気になるのでお世話になっている不動産屋さんへ連絡してみることに。かくかくしかじか。
「名前を名乗ってないんですよね?う〜ん、物件名を言っているし、もしかしたらうちの営業が引っ越したことを知らないで営業してるのかもしれないですね。かかってきた電話番号を教えてもらえますか?もしそうなら一発で分かるので」
なるほど。
でも、まっとうな会社の人間なら絶対に名乗るだろ。個人個人でも留守番電話に入れる時は名乗るわいな。
「うちの営業の番号じゃないですね。ネットで調べてみると保険の営業みたいですよ」
信用第一。連絡する前に聞いてみてよかった。が、タチの悪い営業をしてくるものだな。保険なんてそれこそ信用が第一なのではないか?こんなだまし討ちのようなことをしてくるのは如何なものだろうか?
ちょっと呆れつつ、結局電話連絡はしていません。
詐欺、とまではいかなくても自分の行いに自信があるなら正々堂々としていてほしいものですね。自戒を込めて。