誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

君ら、楽しいか?

近所に野球グラウンドがあるので、休日は通る度に覗いているのだけど、最近は少年野球のリーグ戦(多分)が行われているようで、壁当てなど全くできません。

 

まあ、少年野球の試合を見るのも楽しいので、それはそれで良いのだけど、少年たちは楽しく野球をしているのだろうかと訝しんでしまいます。

 

試合中だし、彼らも真剣勝負だから流石に笑いながらはプレイしないだろうけど、そういうことでなく、監督(あるいはコーチ?)が味方を野次っているというか、「そんなんじゃダメだ」というようなことを結構な割合で言い放っているのだね。

 

「そんなんじゃダメだからこうしろ」

 

個人的にはもっと伸び伸び、楽しく野球をさせてあげれば良いのにって思うのだ。長所を伸ばすのではなく、短所を改善する方に注力するというのは今も昔も変わらないものなんですかね。出る杭は打たれるとでも言おうか、何だかなあと思います。

 

世の中には色々な人がいます。得手不得手があります。

型にはめて力を発揮する人もいるでしょうし、自由奔放にして開花する人だっているでしょう。でも、型にはめるのは外野の仕事なのかな、と思うんです。

 

大切なのは、本人が考える、ということではないのかな。

 

本人が必要だと思えば短所を補う訓練をすれば良いし、長所を伸ばすことで情熱をたぎらせられるならそれを選べば良い。

 

自分の経験の全てが相手のためになるわけじゃないのだ。

 

とはいえ、聞くところによると少年野球の監督さんも保護者の皆さんから色々と言われるそうで、単純に”楽しく野球をしましょう”と言えないのだそうな。

 

まあ、色々な人がいるわけです。難しいことだね。