誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

一つの案件を終えて

ご依頼頂き、進めていたダンジョンRPGの音楽制作が終わりました。

 

4/29に開催されたM3より前に済ませようというつもりでいたのですが、追加分もあったりして少し時間がかかってしまいました。とはいえ、ファンタジーについて色々と考えさせられるものがあり、今回は単純に音楽だけではなかったのが収穫だったでしょうか。是非今後の創作に活かしたい。

 

ゲーム制作が順調なら夏くらいにはリリース、という話だったような気がしますけど、ゲーム制作というのは、面白くするために行ったり来たりすることが多いそうなので、あくまでも目安、といったところでしょうか。正式なリリース日などが決まったらこちらでもご紹介したいと思いますので、ご興味いただければ幸いです。

 

今回の舞台はファンタジーということで、オーケストラ音楽にしてみました。

 

ファンタジーとオーケストラ。

よくある組み合わせかなと思いますが、最近は一口にオーケストラと言っても実に様々な楽器が使われていて、いわゆるクラシック音楽で聴かれるようなスタイルは少ないのかな、なんて思います。

 

個人的には、管弦楽というからには、弦と管が美しく溶け合っていて欲しい、そういう音楽をオーケストラとして聴きたいなあと思うのですが、この辺は趣味の問題でしょうか。「すべき」なんて押し付けがましいことは言いたくないからね。

 

それはともかく、そういう意味では今回のダンジョンRPGの音楽は面白いかもしれません。制作した楽曲は大体20曲ほどありますが、全ての曲の楽器編成はほぼ同じ、弦と木管金管に打楽器が少々。自分の好きなオーケストラ音楽となっています。最近のオーケストラと比べれば編成としては少ない部類なので、少々地味に聴こえるかもしれません。

 

また、その大半が戦闘シーンの曲です。

楽器編成が同じで似たようなシーンの音楽をたくさん作る、という制作は、自分でコンセプトを立てておきながら少々心配ではあったのですが、全体を聴いてみると意外とそれぞれ色があって面白いんじゃないかなと思います。

 

リリースされた際には、是非遊んで欲しいです。