誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

成人の日から

今日は成人の日。私の時は15日だったけど、ここ数年は流動的だそうですね。

新成人の友人がいないので、最近の方々の様子を知ることもないのだけど、皆さん成人式に行くのかな。

 

ちなみに私は行きませんでした。

確かスティーブ・ライヒのディファレント・トレインズだったかを聴きながら、必修科目であった憲法のレポートを徹夜で書いていた記憶があります。書き終わったのが昼過ぎくらいでヘロヘロだったような…。

 

ライヒ/ディファレント・トレインズ

ライヒ/ディファレント・トレインズ

 

 

とはいえ、成人となって色々と考えました。悪いことをしたら名前が出るんだなあとか、親の保護下から外れて責任のある立場になったんだなあとか。

 

と同時に、自分の人生はこれからだとも感じました。音楽をやってみたいと考え始めたのもこの頃だったような気がします。

 

あの日から二十年くらい経ちましたかね。

 

自分は割と飽きっぽい人間だと思うんですけど、よくもまあこんなに長く一つのことを続けているなあと思います。未だに飽きませんし。

 

成人の日に誓いを立てて、一つのことに打ち込むべし、なんて言いませんし、思いもしません。長い人生、色々なことに興味を持って「これだ!」と思うこと、自分が心底惚れ込むようなことを探して考えて打ち込むのが一番だと思います。

 

たくさん悩むことはあるでしょう。

人に相談したくなることもあるでしょう。

 

でも、責任を取るのは結局自分なのだから、最後には自分の心や今まで生きてきた自信を持って良い人生を歩いて行って欲しいなあと思います。

 

最後に私の好きなニーチェの言葉(確か)。

 

「人が死を受け入れるのは難しい。(略)それでも、必ずそれと向き合わなければならない時が来る。その時に自問して、一度でも心の底から生きていて良かったと思うことがあれば、その人の人生は良きものだったと言えるのだ」

 

頑張ろう。