誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

さようなら2017年

そろそろ2017年も終わります。

 

同年代の方には、どこか悪くなって病院へ行ったという場合も少なくない中、大病どころか風邪一つひかずに過ごせたというのは個人的に評価したいポイントです。制作は体が資本ですし、やっぱりフルイニング出場、ローテーションを守るためのコンディション作りというのは大切ですよね。今年から始めた筋トレとプロテインのおかげもあるのかどうか分からないですが、来年も続けて体づくり、健康維持には務めたいものです。

 

さて、今年も色々とありましたが、印象的だったのはスマホゲーム”CHIP STEP”リリースだったでしょうか。

 

一年半と少し(くらいかな)ーの制作期間を経てリリースされた作品ですが、多くの紹介記事をいただいたり、デジゲー博へ出展したりと、あまり経験のない体験をさせてもらいました。ディレクターさんの話によるとダウンロード数も結構な数になったとかならないとか。難しいゲームを遊んでもらえて本当に感謝です。

 

本作での音楽はチップチューンという、いわゆるファミコンのピコピコ音での楽曲制作でした。

 

自分の世代ですと懐かしさど真ん中で、懐古的な音楽なんですけど、最近では若い方も一つのジャンルとしてその新鮮さを楽しんでいると実感できたのは、収穫というか、とても興味深いことでした。

 

私のように、作曲をFM音源から始めた人間としてはチップチューンは原点とも言えるので、こんな風に今の若い方から一つの文化として認められるのは嬉しいものです。当時はハードの制約上、これしかできなかったわけですから。

 

またいずれ機会を作り、当時は持ち合わせていなかった音楽的な技術を使ってチップチューンな音楽作品を作ってみたいと考えています。できれば、またゲーム作品に参加して挑戦してみたいことですけど、こればかりは自分の意思だけではどうにもならないので、また良い縁があればいいなと思います。

 

この他、いくつかの作品に音楽を提供することができました。

 

今年は完成形としてリリースできなかった作品もありますし、クライアントの都合上、公にできない案件もありました。

 

後者は仕方ないにしても、来年リリースされる作品はどのように展開されるのか、そしてそこからどんな縁が生まれるのか、今からワクワクします。リリースの際は紹介がてら、そこにまつわる音楽話をしたいと思っていますので、合わせてお楽しみいただければ幸いです。

 

それでは、2017年はこの辺で。

 

最後になりましたが、制作に携わったたくさんの方々、友人知人に感謝します。そして、私の音楽を聴いてくださった皆さん、本当にありがとうございます。来年は音楽活動20周年という節目ですし、記念に何かやるにしろやらないにしろ、一層精進したいと思います。

 

お世話になりました。良いお年を!