ブログを書く覚悟
よく読んでいたブログが心ない人間の書き込みによって終了しました。まあ、野球関連なんですが。
ネット上での意思疎通、意思表示の多くは文章で行います。
ですから、相手に反論がある場合でもまずは相手の文章を読み込んで、おかしいのならばその点を客観的な視点から指摘するようにしないといけません。文章のみで感情を伝えるのは極めて難しいですし、そもそも感情を戦わせる場でもないのです。感情を戦わせたいなら対面するべきだと思う。
そこの管理人さんは、色々な方の書き込みに一つずつ返事を書いていました。
これだけでも相当な労力で、私なんぞ頭が下がるのですが、そういった書き込みの中には、管理人さんの記事にはきちんと目を通さず、自分の書き込みミスを論理的に指摘されても無視という方がいました。結果、書き込み制限されていなくなったのですが、結局のところ好きな選手を悪く書かれるのが嫌なのでしょう、管理人さんはデータを取り上げてチームの改善点などを論理的、客観的に記事にしていたのだけど、感情をぶつけてくる人は後を絶たないのです。
そして、そのブログは終了してしまったわけです。
終了を告げる記事には、「このブログを見なくて良いかと思うとスッキリする」なんて書き込みがありましたね。別に強要されるものじゃないんだから、見たくないなら見なければいいのに、と思うのだけど、こういう人には言っても無駄なのでしょうね。おそらく今頃は、他の気に入らない記事に対して文句を言っていることでしょう。あー嫌だ嫌だ。
一方で、思慮深さの伺えるブログ記事の更新を止めないでほしいという意見もありました。私もその一人です。
ただ、おそらくエールのつもりなのでしょうが、こんな書き込みをしている方がいました。
「同じチームを応援する人でも色々な見方をする人がいるのだから、意見の衝突があって当たり前。そういった批判めいたものに屈してしまうのは、ブログを書く覚悟が足りないのではないか。そういう意味でも残念だ」
…覚悟なんて必要なんですかね?
例えば、これがプロのスポーツライターとかジャーナリストというなら理解できるのだけど、あくまで一個人が調べて感想を書いているだけのもの…言ってみれば趣味ですよ?そこまで何かを負う必要があるのかね?見たくないなら見なければ良い、と同じレベルの話じゃないのかな?
犯罪めいた話は別として、ブログというのは基本的に無責任な公開日記でしかないと思うんですよね。そこに書いてあることを信じるのも信じないのもあなた次第。そこから何か行動を起こすのもあなた次第。
文章からしか相手を推し量れないからこそ、よく考えないといけないのではないかと思う今日この頃でした。