誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

今はまだ動かないけども

リリースされてから是非導入したいと思っていたオーケストラライブラリが、期間限定で50%オフだったので、現時点では動作させられないものの購入することにしました。

そのオーケストラライブラリがこちら。

 

このライブラリには、旧作(?)というものがありまして、そちらの音や制作コンセプトに惹かれてずっと使っているのですが、最近のライブラリに比べるととても地味なので、あまりウケないかもしれないですね。

ちなみに、7thアルバムの音楽はこのライブラリを使っているので、その地味さ加減をご試聴ください。特に、ハリウッド映画などのオーケストラを聴いている人からすると物足りなく感じるんじゃないかな。

 


とは言っても、派手な音が必要になることもあるので、一応ハリウッド映画的なオーケストラライブラリも持っています。ただ、金管や弦の力強さは申し分ない一方、木管の響きが自分の想像するものと少し違うので、オーケストラを組む時にある種の制限を受けてしまうのです。

 

管弦どちらも大切ですけど、私の場合、”木管が他とどのくらい美しく解け合うか”というところに注目します。もちろん、曲の内容自体にもよるんですけども、いつかアルバムとして発表したいアイデアの一つに”自分で弾いたピアノとオーケストラの協奏”というものがあるので、それを見越すとハリウッド映画的なライブラリを使うのは難しいと感じてしまうわけです。

 

今回購入したオーケストラライブラリは旧作の伝統を受け継ぎつつ、パワーアップしていると聞きました。一音一音の派手さはないけど、音の解け合う様は一級品だと。

 

現在制作している11thアルバム以降になるけれど、秋にはiMacも新調する予定ですし、いずれ「ピアノとオーケストラのための」アルバムを形にしたいと思います。

 

…頑張ろう。