誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

素材音楽を作ってみて

先月SRPG制作時にどうぞ、という体で素材音楽集をリリースしました。

SRPG Studioに触発されて作ったものなので、ご挨拶がてら制作者さんに聴いて頂いたところ、ご丁寧に感想まで頂けて嬉しかったのですが、リリースしても反応としてはどんなものなのだろう、と思っていました。

 

私の他にもこういったゲーム制作時の素材として音楽を作って販売されている方はいるわけですし、中には一曲当たりの単価としても数円だったりしてほぼ無料同然。もちろん、無料で配布しているサイトだっていくらもあるのです。そんな状況でリリースしても普通に考えたら安価とは言え、見向きもされないんじゃないかなと思うわけです。

 

ところが、リリースしてみると購入してくださる方がいらっしゃるのです。

 

ただ、ありがたいことだと感じつつも、やっぱり不思議に思います。周りで公開されている音楽を聴いてみても、自分の音楽が図抜けているとは思えないし、楽曲もオーケストラ主体ということで、ユニークなわけでもない。一つ想像するのは、私という人間が素材音楽界(?)であまり知られていないから、ということでしょうか。

 

もう一塊、シミュレーションRPG用に作った音楽集があります。

 

それらも一応ループを前提として作っていたのですが、一曲の尺が割と長いので、オーディオストックというサイトでリリースしようかと考えていました。

ただ、こちらですと一曲の単価が上がりますし、ループ処理もないので、ゲーム制作者さん(特にツクールなどのツールを使っている方)からすると、色々と利用しにくいんじゃないかなと思うんですね。

 

ゲームでの使用を目的として作った曲は、やっぱりゲームで使ってもらいたい。

 

販売時の単価は安価となってしまうけど、より色々な方に使ってもらえたらいいな、私という音楽制作者がいるということを知ってもらえたらいいな、という思いから、蓄えてある塊もDLサイトでリリースしてみようかと考えています。

 

SRPG Studioを想定したものではないですし、曲数や想定シーンもバラバラなので、果たしてどうなのかという疑問もありますが、それはそれ、ですかね。