誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

手作り5人展へ

今日はカフェギャラリーリンデンさんで催されている「MONOM Hearts手作り5人展」へ行ってきました。

linden-cafe.com

 

アルバムジャケット等々でお世話になっているイラストレーターもとやまさんが2016年のカレンダーを置くということ、在廊予定とのことだったので久しぶりにお会いしてご挨拶しようかなと思いましてね。

 

朝、豆腐一丁しか食べていなかった為空腹で、かぼちゃのプリンを頂きながら挨拶しつつ作品を眺めていると、参加されている方の中に陶芸をやっている方がいまして、その作品の中の土笛に目が止まりました。オカリナみたいな感じかな、と思い、手に取ってみると吹き口の穴しかありません。つまり、ラムネ瓶みたいなもので、音程を変えられるとすれば、吹き込む角度を調整する程度なわけです。

 

一番吹きやすそうなものを手に取り、音を出して楽しんでいると、その作家さんが音楽活動しているのか、と尋ねてきました。もとやまさんに見せようと思って持ってきたカンテレが鞄から覗いていて、それが気になったご様子。

 

そんなこんなでお話をしていると、店内にあったピアノを弾かせて頂けることに。

 

普段は電子ピアノなので、こういう生のピアノを弾く機会はとても貴重と言いますか、ワクワク感が高まりますね。普段とタッチが違うので、自分が想像するような音は出せなかったのが残念と言えば残念でしたけど、毎週日曜日に配信しているような即興ピアノを思う存分弾かせて頂きました。いやまあ楽器を演奏するのは楽しいものですね。拙い演奏だけど、店内の皆さんには楽しんで頂けた様でなによりでした。

 

数年前、友人のカフェでピアノを弾かせてもらったことがありました。曲名はもちろん、演奏時間も考えず、ただひたすら思い浮かぶ情景を音にしていく。自分にとっての作曲というのは、その長い長い連なりから一部を切り取り、研磨して行くことです。そういう意味では、即興演奏というのは自分の目指す「風景音楽」の原風景なのかなと思ったりします。

 

中々機会もないけれど、またいつかカフェで思うままに演奏してみたいものです。

いわゆる音楽を聴く為の「ライブ」ではなくて。

 

楽しい一日でした。