誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

古い記憶は夢の中

今週のお題「一番古い記憶」

 

一番古い記憶…になるのかどうか分からないけれど。

祖父母の家が秋田の山奥ということもあって、正月に行くと一面雪だらけでした。普段はあんなにたくさんの雪に接する機会のない私は、子供の頃、到着するなりモチベーション最大。調子に乗って遊ぶわけですが、翌日大抵風邪をひいて数日寝込むのでした。多分熱も出てたと思うのだけど、熱より苦しいのが呼吸。喉がひゅーひゅー鳴って、常に酸欠というか呼吸をしていても酸素を吸えてないように苦しいのですが、こうして田舎で体調を崩した時、決まって見る夢がありました。

 

それは、坊さんが出て来る夢。

 

真っ白な世界にぽつんと一人坊さんがいます。その坊さんは手を合わせて座禅を組み、何故か逆さま。逆立ち…じゃなくて逆座りしているんですね。細かい表情までは覚えていないけど、目は瞑っていたんじゃないかな。私は夢の中で、その坊さんをずっと見続けているのです。怖いとか、懐かしいとか、そういう感情が一切湧かない不思議な夢。

 

子供の頃、毎年ように正月祖父母の家へ行っては風邪をひき、寝込み、この夢を見ていました。例外はありません。

 

後に、はしゃぐから風邪をひくということが分かってからは、じっとおとなしくするようにして、当然夢を見なくなったのですけど、あれは一体なんだったんだろうと今も不思議です。

 

どちらかというと、見た夢は覚えている方なんですが、同じ夢を見るということはほとんどありません。本当に不思議でしたね。