信じるもの
ネットを見て回っていると、健康や経済、政治等々色々なところで自説を説いている方々がいらっしゃいます。なるほどなあ、と思うこともあれば、腕を組んでしまうこともあるわけですけど、それらの説に対して、執拗に対抗するというか、論で戦うならまだしも、ほとんど感情だけで悪口を書いているような人もいたりします。
こういう方々を見ると、エネルギーが有り余っているのかなあ、と感嘆してしまうのですが、結局のところ、自分が拠り所としているものを否定されるのが怖いから、時として感情が爆発してしまうのかな、なんて思ったりします。
色々な見方があって良いと思うんですよね。
ある食べ物が健康にいい、と言われたらとりあえず試してみたらいいし、それで自分に合わなければ、止めればいい。でも、それは他者にとってはピタリと合うかもしれないわけで、それをわざわざ否定しに来るのもどうかな、と思うわけです。
ある事柄について語られている説も、色々な意見記事を読んでみて、自分が一番納得できるものを信じればいい。大切なのは、多くの他人が何を信じているかを聞くのではなくて、自分がどれだけ納得できるか、ということなんじゃないかなあ。
それだけで、わざわざ悪口を言いに来る面倒もなくなる気がする。まあ、悪口を言う事が好きという人は別ですけどね。