ゲームの楽しさってなんだ?
顔も知らない誰かと通信で遊べることが珍しくない昨今。
スマホでそういった対戦(協力)ゲームをプレイしている方から聞いた話なのだけど、遊ぶ価値のない1プレイは通信を切断してしまうという人間が割といるらしい。
…ちょっと話が分かりにくいですかね。
私も実際に体験したわけじゃないので、上手く伝えられないかもしれないのだけど、つまりこういうこと。
- 通信を介してプレイヤーを集める。
- 集まったメンバーによって、それぞれのプレイヤーが得られる点数が提示される。
- 自分よりランクの低い人間と遊んでも得られる点数が少ないので、より点数を欲しいプレイヤーは通信を切断する。
多分、得た点数に応じてアイテムを貰えたりお得な事があるのだろうと思うし、自分のキャラクター(?)を効率よくランクアップしたいと思うなら正解なんでしょう。ただ、この話を私にしてくれた方から言わせると、「こういう人はゲームで遊ぶ事が楽しいわけじゃなくて、そこで得られる褒美(優越感含む)が目当てで遊んでいる」ということなんですね。ちなみに、このゲームはゲームとしてもよく出来ていて、ご褒美関係なく楽しいという話もしてくれました。だから、褒美目当ての方に切断されると悲しい、とも。
ゲームの楽しさって何だろう?
感動的なお話に涙するのが好きという方もいれば、上記のようにキャラクターを強くすることに情熱を持つ方もいるし、スポーツのように操作の巧みさに面白みを見いだす方もいるでしょう。
ゲームもそれぞれ。感じ方もそれぞれあると思います。
でも、共通するのは、そのゲームに参加した方が皆充実した時間を過ごせるかどうか、なんじゃないかな。負けて悔しかったとしても、また遊んでみたくなるような…そんな感じ。
そういう仕組みを作る事がきっと難しいのだろうけど、そんなゲームで遊びたいなと思うのです。