光の戦士たちの話
面白いブログを見かけたのでちょっとご紹介。
60歳を超えたお父さんに息子さんがオンラインゲームを贈り、楽しんでもらおうというものなのだけど、オンラインであることを活かして、素性を隠したまま息子さんが接触。最後の最後にあなたを助けていたのは息子だった、というサプライズ孝行(?)をしようというお話を日記でまとめているものなんですね。
ゲーム作品は、FINAL FANTASY 14。
私はこのゲームを実際にプレイしたこともなく、当然ルールも知らないのだけど、日記を読んでもそれほど不都合なく楽しく読めます。
息子だと気付かれないように上手く接触する作戦を練ったり、お父さんの習熟度が上がっていく様子に感心したり。対戦ゲームと一緒で人との関わりの中、遊ぶ楽しみを味わえるのはゲームの醍醐味かな、なんて思ったりします。
その昔、ニンテンドーDSで「ファイナルファンタジークリスタルクロニクル(だったと思う)」というゲームを購入して遊んだことがあります。
この作品にもオンラインモードがあって、私はそれを目当てに購入したようなものでした。
残念ながらゲーム自体はそれほど面白いものではなかったのだけど、冒険の途中で、先行くプレイヤーからちょっと強めの武器を頂いたり、助けて頂いたりしたものです。その度に「ありがとう」の行動しているわけですけど、きちんと伝わっているのか心配したり、自分の下手さ加減に相手が気を悪くしているんじゃないかと心配したり、まるで子供の頃に還ったような気分でした。
相手が見えないから、我を通したり好き放題言い放つ人がいると聞きます。
でも、逆だと思うんです。相手が見えないから相手の事を考えるものなんじゃないかな。
オンラインゲームを通して描かれる上記、親子の物語を読んでいるとそんな気持ちになるのです。