使っているピアノの話
毎週配信しているピアノ演奏の他、作曲する時にも使っているピアノには、YAMAHAの電子ピアノを利用しています。このピアノの前はキーボードを使っていたのだけど、鍵に重みがなく、キーの数は多いもののピアノと呼ぶのはおこがましいものでした。いや、これはこれで、今の電子ピアノには付いていないコントローラーがあったので、便利ではあったのだけど。
今回は、音源の話。
ピアノの音は、Pianoteqというソフトを使って出しています。もちろん電子ピアノからも音は出るし、悪いものでもないのだけど、ソフトを使った時の方が強弱の響きが好きなんですね。
■Pianoteq
昨今、技術の革新でそれはそれはキレイな音の出るピアノのソフトがたくさんあります。実際のピアノの音を集めただけでなく、鍵盤同士の共鳴なんかもシミュレートしていたりするのかな?どうだろう?
自分がこのソフトを気に入っている理由は、レスポンスが良かったから。もちろん、響きも好きなんですけど、電子ピアノとMacを繋いで音を鳴らす時、鍵盤を弾いたらタイムラグを感じさせない反応があるんです。多分、自分のMacがそれほど高速じゃないということなんでしょうけど、それでも、タイムラグを感じさせずに演奏できるのは素晴らしいと思うんですね。
とてもキレイな音が出たとしても、楽しく演奏できないのはイヤだな、と。
ピアノに詳しい人からすれば噴飯ものでしょうけど、もう余程のものでもない限り、ピアノのソフトってみんなキレイな音が出るんじゃないかなあ。後は好みの問題というか…そんな気がします。
演奏せず、きっちりデータを作って聴かせる音楽も素敵だと思います。自分も昔はそうでした。でも、ここ数年は、その音楽の中に自分が感じる色々なものを思うままに連ねたいなあ、なんて思います。
楽器の演奏は、下手でも楽しいぞ。