誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

ボイスドラマの音楽制作

縁があって現在ボイスドラマの音楽を作っています。

とりあえず、必要最低限の楽曲は形になったので、これから録音していくところなのだけど、ボイスドラマの音楽は難しいなあと感じます。

映像音楽の場合、あまり映像の邪魔にならないよう、音楽は少し引いたスタンスで作ります。やっぱり、目から入ってくる情報の説得力はかなりのものなので、ケンカしちゃうと上手くないですから。もちろん、映像が簡略化されたものなら少々スタンスも変わるかと思いますけども。

ボイスドラマの場合、声のみによるお芝居が主役と言うこともあり、音楽の立ち位置がとても難しい。声を聞く為に耳に集中するであろうリスナーさんの意識を削ぐような音楽であってはいけない、と思うんですね。

今回は、絵本原作のボイスドラマということで、シンプルにし、映像音楽より少し寄ったスタンスで作ることにしました。

どこかで聞いたことがある、というのもおかしな話ですけど、シンプルで単純な音楽にして、聞き慣れたような錯覚を起こせたらな、と思います。絵本の世界観と相まって、結構効果的じゃないかなと思ったりもしているのですが…それは合わせてのお楽しみですかね。

形になったらこちらでもご紹介したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。