誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

マンガを読んでると申し訳ない気持ちになる

高校生くらいから読む本がマンガから小説に移っていき、今は読む本のほとんどが小説なのだけど、最近はネットで配信しているマンガもあって、マンガを読む機会も増えました。雑誌としてお金を払っていないので、大丈夫なのかなあと思ったりもするけど、申し訳ない気持ちになるのはこの点ではなくて、「読み方」だったりします。

ライトノベルなんかには挿絵もあったと思うけど、基本的に小説って絵が全くないんですね。挿絵どころか表紙にさえ絵がないことも珍しくない。

だから、ひたすら活字を追って地の文から情景を想像したり、会話のやりとりから心情を読むため、マンガの絵の感覚が「挿絵」に近く、バトルマンガのようなものは、それこそあっという間に読み終わってしまう。で、後から絵を見返して「上手だなあ」と思う。

この見返す時に思う訳です。

「こんなに上手にキレイに描いているのに、擬音だけ数秒で読んでおしまい、というのは申し訳ないな」と。

マンガの良い読み方ってどういうものなんだろう?

やっぱりキャラクターが紙の中で動いている様子を想像しながら読むのが正しいのかな。そう考えると、結構難易度の高いメディアですよね。