面白いのは誰?
ラジオを時計代わりに毎朝聞いています。
専ら文化放送を聞いているのだけど、平日の朝放送されている「おはよう寺ちゃん活動中」という番組のエンディングで歌われる歌詞の意図がよく分からなくていつも悶々としているのです。
そのまま載せると何か問題があるかもしれないので、どんな内容かをかい摘んで。
「気持ちよく目覚めたと思ったら外だった」
「行ってらっしゃい、と声をかけてもらったけど、夜勤明け」
「新聞配達時には、一方通行を逆走する」
…など。
他にもいくつか歌われているのだけど、「●●したけど、ダメだった」という風に、結果的にはちょっと残念だったという話になるわけです。そして最後がこれ。
「だから早起きは面白い」
ここでいつも首を傾げてしまうのだ。
一体何を指して早起きは面白いと言っているのだろう?
早起きをしても残念なことが起こるから、無理に起きる必要はないよ、というのなら納得できるのだけど、少なくとも早起きをした人が面白い…早起きしてよかった、という結びにはならない。それとも第三者の目で言っているのだろうか?
「あなたの他に早起きをしている人もいるけど、あんなに残念なことになっているよ。さあ笑ってやろう」と、こういうこと?卑しくないか?
以前、プロ野球12球団のメルマガを登録していたことがあります。正確には、配信していた球団のみだったけど、どういう風にファン獲得に務めているのか興味があったわけです。
その中、昨年優勝した楽天イーグルスのメルマガには「こんなのがあったらイヤだ」というコーナーがあり、読む度に首を傾げたものです。
私はあまり好きじゃないのだけど、こういうものを楽しいと思う人が大勢なのかな。
ネガティブな発想をして、それよりはマシじゃないかと溜飲を下げるのはいかがなのだろう?
楽天の場合は、当時弱さを極めていたので、好きではないけど理解はできます。でも、前述の歌詞はやっぱりよく分からない。一体誰に向けて言っているのだろう?
朝の番組なのだから「これから始まる一日を頑張ろう」という歌詞にした方が良くないですかね?