誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

ピアノ協奏曲を聴いて

オーボエのAが鳴るとワクワクしてきます。
昨日、アマチュアオーケストラの定期演奏会へ行ってきました。頻繁に足を運ぶにはプロのオーケストラは高価なので、あっちのオケ、こっちのオケと色々なアマチュアオケを聴きに行きます。なんやかんや言っても、やっぱりその場で演奏されるマイクを通さない音の広がりは良いものですし、色々な意味で自分の創作が豊かになるんじゃないかな、なんて思ったりします。

今回の目玉はラフマニノフのピアノ協奏曲2番。

ソリストを呼ばないといけないせいか、アマチュアオケで協奏曲を聴く機会はあまりなく、数ヶ月前から楽しみな演奏会でした。
会が進行し、いよいよピアノ協奏曲、という前に指揮者からこんな言葉がありました。

「今回招いたピアニストは、ラフマニノフのような大きな人です。私はラフマニノフに会った事ないですけど」

そして登場したピアニストは、まあ、大きな人で189cmあるのだとか。一体何を食べているんだろう?タッチもしっかりしていてオケに埋もれず良く聞こえるし、演奏自体も軽々とこなしているようにみえます。手が大きいっていいなあ。きっとフォークボールも良く落ちるに違いない。

アンコールも交えての2時間半、とても満足の演奏会でした。やっぱりオーケストラっていいよな、なんちゃって。


昨年から関わっている2件のゲーム音楽がとりあえずOKテイクとなったので、これから9thアルバムの続きを始めようかと思っています。こちらは今で言うとエレクトロニカ、なんていうのかな、生楽器に電気的な処理を施してちょっと変わったテクノミュージックを作ろうかと思っているのですが、いつか機会を見つけてピアノ協奏曲も作ってみたいと思います。自分の演奏だと制約が大きすぎるから、ちょっと工夫するだろうと思うけれど。