誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

ただの紙切れから調べへ

ファイアーエムブレムの演奏会へ行ってきました。
2年ほど前に編曲者としてヘルプ参加したものの、当初の計画通りには中々行かず色々とあったのですが、本日演奏会を実現できたとのことで、まずは団長さんに労いの言葉を。
ファイアーエムブレムシリーズ。たくさんの種類が発表されています。私が提供したのは「ティアリングサーガ」、「ベルウィックサーガ」、「蒼炎の軌跡」、「暁の女神」のスコアだったのですが、全て遊んだ事がなく、またメロディー譜さえなかったので、採譜(いわゆる耳コピー)から取り組んだものでした。制作中、シモヤケになって鉛筆が握れなかったっけ。今となってはただ懐かしい。
一生懸命取り組んでおくと、いつか良い事が起こるものです。
事前に公開されていた演奏曲目に私の担当したものは表示されていませんでしたが、プログラムにはその曲目があり、演奏されました。音楽制作を普段は機械の中で完結させてしまうし、譜面を書いても自分用なので、今回のように他者に向けて書いた譜面がそれぞれ読まれ、演奏され、アンサンブルになるというのはとても感慨深いものがありました。原作をほとんど知らないし、演奏も残念ながらブラボーではないけれど、音楽ってやっぱりいいな、と改めて感じ入った次第です。
こんな機会を与えてくれた、楽団の皆さんに感謝しています。
今回は編曲だったけれど、いつの日か、自分の作品がこんな風に形になったらと妄想しつつ、今日は眠ることにします。