誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

積み重ねるしかないのさ

「オーケストラの編曲できたんですか」
「いえ、やったことないです。だからやるんじゃないですか。」


オケ編曲の件、とりあえず音を出してみましょうということになったので、これからパート譜を作成します。一番演奏時間の長い「蒼炎の軌跡」と「暁の女神」が今回一段落したので、ホッと一息ですな。

さて、これから実際の音を聴きながら楽器を変えたり、場合によってはフレーズを変えたりするので、まだまだ予断を許さない状況ではあるのだけど、今回の編曲にあたって参考にしたことなど。


オーケストラの楽譜を書くための技法ーいわゆる「管弦楽法」というものがあります。音符の話から楽器の話まで色々あるようなのだけど、私はコレ全然知りません。移調楽器という意地の悪い楽器がある、くらいしか知らない。
そんなわけで、管弦楽法の本を読んでみようかと思ったのだけど、まあ、私にとっては色々な意味で高いのです。ベルリオーズの本とかね。

なので、”はじめてのオーケストラ・スコア”という本を読んでみることにしました。そう、今まで聴いてきたクラシックの曲のあの部分はどういう風に作ってあるのかを調べて、今回の編曲に役立てようという作戦なわけだ。幸いクラシック音楽は色々聴けるし、スコアも大抵閲覧できる。タダで。

と、いうわけで、私が編曲した3曲はこんな風に「クラシックで聴いたあの部分」が散りばめられています。正確に言うと、自分が聴いてきたクラシック音楽の好きな部分でできている、という感じですかね。
改めてスコアを観ながら聴いてみると、色々な発見がありました。勘違いしていた部分もたくさんありました。今後の創作活動に是非とも活かしたいと思いますです。はい。


■Petrucci Music Library
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P.S.
先月末、ブラームスの1番聴いてきました。来月は初めてピアコン聴きに行きます。