誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

そいつはコトだ

今日は朝から鬼子母神で開かれた「手創り市」へ行ってきました。
フィンランドの民俗楽器「カンテレ」に興味があって調べてみたら、自作した方が今回の市に出店するというので、試奏させていただけることになったのです。
市は9:00開始だったので、9:00に目白、そこからテクテク歩いて行けば空いてる中を余裕で見られると思ったのだけど、着いてみれば結構な人がいるではないですか。思った以上に盛況なので、目当ての手作り楽器店を見つけられるか不安になりながらも、折角なので色々と観て回りました。アクセサリーとか小物類が多い中、陶器もあったね。ここは手作り以外出品できないから自分で焼いたんだろうな。
目当ての楽器店は会場の隅にありました。寝坊したとかで、場所が外れになったとか。早い者勝ちか!
初対面ながら挨拶もそこそこに早速カンテレを弾かせてもらいました。もちろん、弾き方なんて知りません。指一本で弾いていると、両手を使うといいよ、というアドバイスを頂き更に試奏。音もさることながら非常に面白いです。ちなみに、カンテレは弦が5本張ってある、小さな琴みたいな楽器です。グレードの高いものはもっとたくさん弦があるらしいね。
チューニングを変えつつ試奏していたらあっという間に15時。時々、お店を覗く子供に他の楽器を薦めたりしつつ、結局6時間くらい昼食も摂らずに弾いてました。
ギターのようにフレットを抑えて音程を変えることができないから、張ってある弦5種類の音しか出せないけど、つま弾くパターンを変えたり、いくつかの弦を同時に弾くことで、多彩な色を出せます。チューニングを変えるとまた雰囲気も変わる。
何より、音同士がぶつかっても汚く濁らず、とても綺麗なのだ。
この楽器目指してオケの編曲を進めようかと思います。また弾きたい。


■手創り市
http://www.tezukuriichi.com/

■手作り楽器でワオ!
http://kanehiro3.at.webry.info/