誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

君の知らない君の為

VOMICって知ってますか?
VOICEとCOMICを合わせた、いわゆる朗読作品なんですが、以前友人に薦められた【バクマン】を期間限定で試聴できるとのことを同友人に聞き、拝見しました。
端的に言うと「マンガ家を目指す人々を描いたマンガ」。サイトでは数話のみだけど、マンガの向こう側のことが色々書かれているそうですね。初めてこの作品を知った時は、内輪話が多くて普段あまりマンガを読んでいない人には向かないんじゃないかなあ、と思ったのだけど、作品が良いのか、声優の朗読が素晴らしいのか、それとも両方か、そんな危惧など感じさせません。青春物語という感じで、どこか懐かしいような…そんな感じ。
主人公は好きな人への想いを遂げるためにマンガを選びます。ギターを始める男性の多くが似たような理由で、それを不純と言ったりもするけれど、創作って何かを満たしたいという気持ちからくるものだし、「好きな人のため」って大変な力が出るものなんですよね。
ギターではないけれど、自分にも遠い昔にこんなことがあったなって思ったのでした。


■VOMIC バクマン(2009/7一杯配信)
http://www.s-cast2.net/vomic/bakuman/