誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

幻の魚

銀座の相馬龍というお店に、鮭児というちょっと珍しい魚を食べに行きました。私は前世に何か因縁があったのでは?という程、魚を食べると骨に当たってしまう上、魚介類が苦手なのですが、その珍しさと鮭なら食べ慣れているから平気だろう、という憶測で行ってみたわけです。
さて、お店に到着、席に着くと店主が出て来て何やら私達に謝っています。天然の魚であるせいか鮭児ではあるものの、お店側が出したかったものが用意できなかったようです。そのかわり、上物の鮭を普通の値段で食べさせて頂きました。この他、竹の器で炊き上げた竹メシや鮭のスープなどを頂きました。竹メシも鮭もおいしかったのですが、特にスープが素晴らしい。薄口派の私にとっては、ちょっぴりしょっぱいのですが、決してしつこくなくすっきりしていました。ワンポイントのゆずもいい香りでしたね。昔ながらの居酒屋という雰囲気なのに、タバコの匂いが全然ないのも私にとってはポイントが高いです。店自体が禁煙なのかな?
「喫煙者に美味しいものを喰わせるほど無駄なことはない」と美味しんぼに書いてあったし、店主自身も「あまりお酒を呑んでしまうと味が分からなくなるから」と話していたので、禁煙である確立は高そうですね。
鮭児を食べるには1週間くらい前から予約が必要ですが、興味があったら是非。