誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

床の傾斜のある家にて

内側から鍵のかかった部屋の中に登山ナイフの刺さった死体があって、おまけに部屋へのルートには雪が積もり、足跡さえ無い。頭を悩ませているところにまた被害者が・・・。
先日購入した【斜め屋敷の犯罪】を半分ほど読みました。トリックが分かることはほとんどないのですが、読み進めていく中で”妙なところ”に気付くことがあります。ただ、今回の本は”妙なところ”ばかりでとても混乱してます。まず、事件現場の建物なんですが、部屋の配置が滅茶苦茶な上に、床が傾いています。多分、この床の傾斜が鍵だと思うんですけど、これだけで深々と人間にナイフを刺せる方法にはどんなものがあるのかな。う〜む。以前読んだ「三毛猫ホームズの推理」でも重力を使ったトリックがあったけど今回は難しそうだし・・・。
物語の中程からようやく探偵役が登場しました。ピエロのような人だけど、彼がこれから謎だらけの事件をどうやって解決するのかとても楽しみです。