誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

book

暗黒を抜けて

全4巻(2600ページほどあるらしい)ある、長い長い物語【暗黒館の殺人】を昨晩読了しました。夕方から4巻目を読み始めたらそのまま日が変わってしまったので、結局昨日は日記の更新ならず…。 Amazonのレビューを眺めてみると「無駄に長い」という意見が結構…

古本屋ラッキー

何となくプラモ狂四郎が読みたくなったので、古本屋に行ったのですが、(古本の文庫版を)探してもなかった【暗黒館の殺人】が全部揃っていました。ラッキーです。 1冊400円くらいだったけど、新刊なら倍くらいはするし、本自体も新品のようにピカピカだし言…

そして…

映画を観て興味が湧いた【スカイ・クロラ】の原作文庫本を読了しました。ふと思ったんですが、映画から原作へ、という流れは初めてのような気がします。大抵原作を読んで映画。そしてガッカリという流れなので。 スカイ・クロラシリーズ、ということで、この…

映画の原作に興味が湧いた

先月中頃に観た映画、【スカイ・クロラ】の原作文庫本を購入しました。 当初は古本屋を探したのだけど、全く見当たらなかったので、古本でない本を購入したわけです。それにしても驚いたのは、この本の著者、森博嗣さんの古本がほとんど見当たらないこと。大…

結婚したらどーなるの?

現在依頼頂いている音楽制作で2点ほど修正が入りましたが、その修正も終えてゲーム音楽アルバムの制作に戻りました。…まだ、修正が認められたわけじゃないので、リテイクリテイクだったら、映像の方に戻るんだけどね。 その合間に気分転換を兼ねて本屋へ行っ…

必要なことと無駄なこと

【八月の博物館】、8月前に読み終わりました。 以下、背表紙に書いてある紹介文。 「小学生最後の夏休み。少年トオルは、偶然見つけた不思議な建物「THE MUSEUM」で、謎の美少女、美宇に出会う。あらゆる時代と場所へ、時空を超えて移動することが可能なこの…

不思議に魅かれた本

古本屋で見かけた【八月の博物館】という本を読んでいます。 いつもミステリばかりを読んでいるので、たまにはファンタジーだとかハートウォーミングなお話でも読んでみようかな?なんて思ったんです。 文庫本の場合、大抵、背表紙に簡単な解説が書いてある…

救われるのは誰?

先日購入した【弥勒(みろく)の手】を読了しました。 ゆっくり読んでいたのだけど、300ページくらいだったので、思ったより早く終わってしまいました。もちろん、ぐいぐい読ませる文章力はいつもながらに見事です。 ただ…う〜ん、中盤辺りから最後が予測で…

何年待ったのだ?

私が好きな作家の一人、我孫子武丸さんの新しい文庫本が今月の頭に発売していました。本の名前は【弥勒(みろく)の手】。 数年前にハードカバー版で発売していたのは知っていたのだけど、高いし大きいしで文庫化を待っていた次第です。 厚さでいうと、この…

1巻を終えて

時間を見つけてはコツコツと読んできた【暗黒館の殺人1】を読了しました。 全4巻あるので、予想していた通りまだまだ導入といった感じではありますが、色々なところ(特に住人)がやっぱり怪しい。 館シリーズで私が最も気に入っているのは【時計館の殺人…

暗闇は想像以上に長い

文庫化を待っていた「暗黒館の殺人」が発売されていました。多分全4巻。 ノベルス版を書店で見かけた時、1冊が厚い上に上下巻に分かれていたので、文庫化されても1冊にはならないだろうと思っていたのですが…まさか4冊とはね。 最近は既に読んだ本を繰り返し…

愛の形はそれぞれ

少々前の話になってしまうけれど、有栖川有栖さんの「46番目の密室」を読み終えました。何と言うか…丁寧に書いてある、といった感じでしょうか。文章自体も読みやすかったですね。終わり方もドラマチック且つ、内容もスタンダードなので、あまり推理小説(ト…

46番目の…

知人の薦めで有栖川有栖さんの【46番目の密室】を読み始めました。 もう随分前の話になりますが、「新本格」という旗を掲げて綾辻行人さんを筆頭にパズル要素の強い(?)推理小説がいくつか発表されていた時期があって、当時、推理小説を読み始めた私も新人…

しろとくろだぞ

私が購入しては読んでいる数少ない漫画。今日は【よつばと!の7巻】が発売されました。 未読の方もいらっしゃるでしょうから内容は控えておきますが、毎回面白い話ですね。何と言うか…こう…ほんわかしてくるというか微笑ましいというか。登場する人たちは子…

姫君の青い鳩

A Blue Dove for the Princess、「姫君の青い鳩」という童話を読みました。 私の好きなゲームの一つ【エースコンバット5】の中に少しだけ出てくる童話なんですが、まさかちゃんと最初から最後まで設定としてあるとは思っていなかったので、少々驚きました。 …

ついに10巻

私の愛読書に「まんがサイエンス」という作品があるのだけれど、Amazonからの知らせで【10巻】が発売されていたことを知りました。 この作品に触れたのは、確か「5年の科学」だったような気がするので、読み始めてからもう随分経ちますね。今も連載している…

真偽と善悪

昨年から少しずつ読み進めていたデスノートを読了しました。少年ジャンプでこういうマンガが連載されていたということにまず驚いたけど、とにかく面白かった。 さて、今回読むにあたって、考察しながら読み進めることにしました。読み終えるまで時間がかかる…

40秒で心臓麻痺

周囲の勧めで【デスノート】を読み始めました。 デスノートというノートに人の名前を書くとその人が死んでしまう、という設定を聞いた時、何となく一時期話題になったリングやらせんを連想したのですが、読んでみると随分趣が違いますね。 このマンガ、映画…

新鮮な着想→意外な結末

最近、久しぶりに【星新一さんのショートショート】を読んでいるのですが、結構話は覚えているもので、一編を読み終わる度、そのインパクトに感心しています。 星新一さんの作品を初めて読んだのは、確か小学生の頃でしたか、「おみやげ」、「繁栄の花」がそ…

燃えよ剣読了

【燃えよ剣下巻】を読み終わりました。 まず思うことは、小説中に出てくる人物が実際にいた人物であり、且つ、その時の感情を調べられない(本人がすでにいない、筆者が本人でない)場合の書き物は非常に大変だ、ということです。残された手紙に書いてあるこ…

燃えよ剣、上巻を終えて

少しずつ読み進めていた【燃えよ剣】の上巻を読み終えました。 ここまで読んで感じたのは、NHKの大河ドラマとは全く違うということです。歴史的事実はどちらも同じなのだけど、その過程や描写が驚く程違います。本を読んだ人が大河ドラマに違和感を覚えて見…

剣に生きた人

最近、司馬先生の【燃えよ剣】を読み始めました。言わずと知れた幕末もの、新選組のお話です。新選組の局長は近藤勇ですけども、この本では副長の土方歳三が主役に置かれています。やっぱり優れた参謀がいる組織こそ、それを維持出来ると言いますし、新選組…

星降り山荘にて

ずっと気になっていた推理小説、倉知淳さんの【星降り山荘の殺人】を先日購入し、ようやく読み終えました。そもそも、何故この本に興味があったのかと言うと、「文章のタッチがやわらかい」と聞いていたからなのです。私が読む小説の大半がミステリで、且つ…

おわらない夏のおわり

私の最近のお気に入り【よつばと!5巻】が発売されました。何気ない日常を淡々と綴っているのだけど、妙に面白いのです。絵もシンプルで私の好みですしね。 この本を読んでいると子供の頃を思い出します。大きなシャボン玉を作りたくて、躊躇うことなく石鹸…

不思議な頃

私のサイトのトップページでも紹介してますが、【よつばと!】という漫画を最近気に入って読んでいます。大きな事件が起こるわけでもなく、ギャグが散りばめられているわけでもない、極々一般的な日常を淡々と描いている作品なのだけど、これが大変面白いの…

一時休業

先日、”美味しんぼ”を読むため久しぶりに古本屋へ行きました。ところが、以前置いてあった場所に置いていないのです。周りを見ると若干本の配置が変わっているような・・。今から全巻集めようとするには、ちょっとした覚悟が必要なくらいの冊数なので、すぐ…

さよなら図書券

今日、図書券の販売が終了しました。明日の10月からは図書カードに一本化するそうです。もちろん、図書券の販売自体は終わっても無期限で使用できます。どちらかと言うと本は好きな方で、図書券にはお世話になったのですが、考えてみると図書カードは使った…

素敵な青春跳躍

面白かったです。【タイム・リープ】。 意識だけが数日前や数日後に跳んでしまうという不思議な症状に見舞われた主人公の物語なのですが、テンポが良く、サクサクと読み進められました。ミステリのように物語の最後で全ての謎が明らかになるというのではなく…

すべてがFになるを読んで

『天才』に会ったことありますか? 読了した【すべてがFになる】には冒頭から天才プログラマが登場します。話している内容は論理的なんだけど、凡人には理解出来ない天才の発想というものがあるので、真相を見破るのは難しいんじゃないかな、と思います。ち…

殺人方程式を読んで

【殺人方程式】を読了しました。この本には副題に「切断された死体の問題」とありまして、あとがきを読むと304ページ5行目までの文章から真相が論理的に見破れると書いてあります。そのすぐ後ろに掲載されている鮎川哲也さんの言によると真相を見破れる読者…