誰かさんの不思議

音楽活動の合間に感じる不思議なことを雑談しています。

#4 チップチューンと私【アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃】

ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。4回目はテクモアルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃です。ちなみに第3回はこちら。

 

natural-wings.hateblo.jp

元々はアーケードゲームだったそうで、FC版はキャラクターの成長要素が加わったRPG風の作りになっているそうです。私はアーケード版を見たことがないので、アルゴスの戦士と言えば、FC版だけども。

 

インパクトというか、お馴染みというか、アルゴスの戦士と言えば、1ステージ目の夕陽でした。

 

www.youtube.com

夕陽をバックに渋いBGMに乗せて戦士は行くのですが、これがまたカッコいいのですな。サブタイトルに"はちゃめちゃ大進撃”と添えられていたり、イメージイラストも可愛らしかった記憶があるのですが、1ステージとそのBGMから随分印象が違うなあという感想を当時は持ったものです。

 

ゲーム自体は難しかったような気がします。セーブはもちろん、パスワードもないので、クリアまで通してプレイしなければならないのに、成長要素を加えたRPG風というのはどうなのか?当時はこういうゲームが多かったのですが、要領良く遊べばそれほど苦ではないのかなあ。

 

後年、PS2だったかでフルリメイク版がリリースされていたような覚えがあります。全然別物だったはずだけど、夕陽はあったのかな?BGMは豪華になったのだろうけど。

 

ゲーム自体はオススメしないけど、BGMは少し大人びて重厚な雰囲気がオススメ。今、別の楽器構成で仕上げたら結構映えるんじゃなかろうか。

 

 

natural-wings.hateblo.jp

 

クーラーの無い暮らし

私は普段、クーラーを使っていません。

部屋にクーラーが無いというのもあるけど、生活で必須か?と言われるとそうでもないのです。もちろん、根性トレーニングしているわけでもない。

 

確かに実際の数値でも年々夏の気温は上がっているようで、自分が子供の頃より夏の暑さは酷くなっているように思います。ゲリラ豪雨なんてものもなかったし、色々と気候に変化があるのでしょう。炎天下のアスファルトなんて何かの拷問のようでさえあります。

 

とは言え、涼しく過ごすためのグッズも色々とあるわけで、自分の場合はこれらを細々活用しているため、クーラーいらずなんですね。もちろんクーラーには叶わないと思うけど、寝苦しくならないし、暑さで気力が萎えたりもしません。

 

ニュースでも「暑い時は我慢せず、クーラーを使いましょう」とアナウンスしてます。昨今の暑さは人死が珍しくもないので我慢はよくないと思うけど、電気代も浮くだろうし試してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、私が実践しているのは以下の通り。

 

  • 窓を開けて風の通りを良くする
  • DC扇風機付けっ放し
  • こまめな水分補給。
  • 濡らすと妙に冷たくなるタオル装備
  • 寝る時は竹シーツと氷枕(氷枕は首筋が冷える位置で)

竹シーツと氷枕だけで熱帯夜の寝苦しさはないのだけど、最近ここにDC扇風機が加わったので大変快適。

また、最近購入した濡らすと妙に冷たくなるタオルも良いですね。マフラータオルのサイズなので首に巻いたり、肩にかけて扇風機を回すととても涼しい。おかげで月の電気代は3,000円以下です。

 

ただ、私は暑さが嫌いじゃないので、向き不向きはあると思います。

暑さに弱い人はやっぱり無理せずクーラーを使った方がいいでしょう。

 

体と相談しながらあれこれ試しつつ、夏を快適に過ごしたいものですね。

名乗らぬ者

「突然失礼します。天沼さんのお電話にかけております。現在お住まいの〇〇(引っ越し元の建物)についてお尋ねしたいことがあるので大至急連絡ください。ガチャン ツーツーツー」という留守番電話が入っていた。

 

基本的に、知らない番号の電話には出ないのだけど、この電話番号、先週、先々週とかかってきていたので、今更大至急も何もないだろうと思いながら、流石に「大至急と言われると何かあるのかな」とも思ってしまう。でも、名前も名乗らない人間に連絡するのも…ねえ?心当たりもないので、まあ怪しい。

 

それでも、いい人(?)の私はやっぱり気になるのでお世話になっている不動産屋さんへ連絡してみることに。かくかくしかじか。

 

「名前を名乗ってないんですよね?う〜ん、物件名を言っているし、もしかしたらうちの営業が引っ越したことを知らないで営業してるのかもしれないですね。かかってきた電話番号を教えてもらえますか?もしそうなら一発で分かるので」

 

なるほど。

でも、まっとうな会社の人間なら絶対に名乗るだろ。個人個人でも留守番電話に入れる時は名乗るわいな。

 

「うちの営業の番号じゃないですね。ネットで調べてみると保険の営業みたいですよ」

 

信用第一。連絡する前に聞いてみてよかった。が、タチの悪い営業をしてくるものだな。保険なんてそれこそ信用が第一なのではないか?こんなだまし討ちのようなことをしてくるのは如何なものだろうか?

 

ちょっと呆れつつ、結局電話連絡はしていません。

 

詐欺、とまではいかなくても自分の行いに自信があるなら正々堂々としていてほしいものですね。自戒を込めて。

中継放送に期待すること

ライオンズ戦のある日は、ほぼ放送を聞いています。

平日なら文化放送ライオンズナイター。日曜日はNack5サンデーライオンズ。

 

番組名から知れるようにライオンズ中心の中継放送ではあるので、他のチームのファンからすれば思うところがあるかもしれないけど、今回はそういう話ではなくて、実況について思うところがあるのです。

 

当たり前の話なのかもしれないけど、ラジオ中継ということもあって、実況を聞いているだけで試合展開はもちろん、どういう風に駆け引きが行われているかということが分かります。実況が伝える情報に解説者の話が加わり、より強固にもなりますね。

 

ただ、自分がライオンズを応援しているきっかけの一つにもなった中継放送なのですが、どうもここのところのサンデーライオンズは今ひとつなんです。と、いうのも実況があまりよろしくない。

 

アナウンスを本職としていない方が実況をしているのか、或いは、番組自体をライオンズを扱ったバラエティーにしたいという意図なのか分からないのですけど、中継を聞いていても試合内容が分かりにくい。

 

言い間違いは仕方ないにしても、トークをしている間に試合が進んでいてアウトカウントがよく分からない状態だったり、外野へ打球が飛んだのかと思いきや、内野安打になってたりラジオの野球中継としては如何なものかと思ってしまうのです。

 

「打ったー!これは大きい!」というフレーズをラジオ中継で使ってはいけない、なんて話は有名ですよね。「これ」って言ったって聞いている人には伝わらないからで、きちんと「打球はレフト方向へグングン伸びていく!」などと言わないといけない。ちなみに、レフト方向と言われると守備範囲内を想像するけど、左中間方向と言われると、長打になるかもという期待がかかります。

 

正直、実況中継ってとても難しいと思います。

 

刻々と変わるゲーム展開を正確に分かりやすく伝えるのはもちろん、途中から聞き始めたリスナーにもすぐに状況が分かるようにしなくてはいけないし、合間にはチームや選手の情報も伝えなければならない。

 

ただ、それでも野球というスポーツ自体が好きな人もいるわけですし、パリーグ中継の少ない中、そういう中継を期待している人もいると思うので、せめて、最低限の内容は確保して欲しいなあと思います。

#3 チップチューンと私【アトランチスの謎】

ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。3回目はサン電子アトランチスの謎です。ちなみに第2回はこちら。

natural-wings.hateblo.jp

 

帰ってこないお師匠様を探しに行く、というのが目的だったかな。確か全部で100ステージあるのだけど、1から100まで順番にクリアするのではなくて、各ステージに設置されているいくつかのゲートを選んで進み、ゴールを目指すという作品でした。入り組んで繋がった100個の部屋を行き来してゴールインするゲーム、というと分かりやすいですかね。

 

しかし、このゲーム。ルールは簡単だけど内容は大変難しいです。ジャンプ中に移動距離(?)を制御できないというのが難易度の高さに繋がっているんじゃないかな。勢いをつけて大ジャンプするのはいいんだけど、足元に降りるのが難しかった。当時は無敵の裏技を使ってクリアしたような記憶があります。

www.youtube.com

そんなこんなで、遊んでいたゲームですけどBGMは好きでした。

広い世界を冒険している感じが出ていたのも好きですし、所々のステージBGMがまたカッコいいんです。移動速度の割に手足がちょこまか動くんですけど、アップテンポのBGMとよく合います。

 

ゲーム自体はお勧めできないけど、BGMは今も心に残る名曲かなって思います。

失われたファンタジー

先日、コラボレーションしましょうということで動いていた声楽家さんとの企画が流れてしまいました。残念。

 

お断りの理由が「音信不通であること。他の共作者さんとのやり取りで不都合があること」だそうです。他の共作者さんとのやり取りでどのような不都合があるのかは私には分かりかねる(他の共作者さんとどういうやり取りをしているか知らないので)のだけど、音信不通というのはよく分からないんですよね。こちらはオケをデータにしてお渡ししていて、それをガイドに録音したボーカルデータを待っていただけなのだけども。一体先方は何を待っていたのだろう?まさか雑談したかったわけじゃないだろうし…うーん。

 

誤解があったとしても「進捗どうですか?」と尋ねられれば返事はするし、そこで誤解も解けそうなものだけど、突然メールが届いたと思ったら上記の理由が書いてあり、それに添えて「他の音楽(詩を乗せる為でしょう)を作り始めている。お渡しした詩はこちらに権利があるので使わないでください。あなたから頂いたデータも削除済みです」とのことでした。

 

取り付く島もなかったので、「企画の成功をお祈りしています」と返事はしておきましたが、なんだかモヤっとしますねえ。「完成した詩はこちらです」と添えられていたのも不思議。ご一緒するのを辞めたのなら見せる必要ないのでは?詩を書く予定は当分ないからいいですけど、今後盗作したとか難癖つけられたらかなわないな。

 

思い返してみると、当初詩を書く予定だったのは、何とかさん(どこかの有名らしいバンドに詩を提供してた方だとか)と聞いていたのだけど、その後、関係がうまく行かず退いてもらったという話でした。今思うと、何というか、まあ…そういう人なのだろうなあ。せめて、現在の方とはうまく最後まで行ってくれるといいですね。

 

と、いうわけで、「ファンタジー音楽とはなんぞや?」という問いに対しての一つの答えとして考えていた企画が二つとも流れた格好になります。

 

natural-wings.hateblo.jp

 

自分の力だけではどうしようもないので仕方ないですね。

経験として得られたものは次に活かすとしよう。

 

…それにしても、ファンタジーとはあまり縁がないってことなんですかね。それともファンタジーというジャンルに人気があって、たまたま重なったということかな?

 

ファンタジーなイラストと音楽を合わせた、画集付きCDというかCD付き画集のようなもの(絵本風だとか)を作ってみたいと思っているのだけど、いざ取り組み始めたら何かトラブルが起こるのかもしれんね。

 

P.S.

今回の企画で作っていた曲もお蔵入りとなったので、折角ですしフリーの音楽素材として公開しようかと思ったのだけど、流石にラフ音源じゃ申し訳ないし、仕上げる時間もないので、譜面を公開しておきます。

f:id:natural-wings:20180722101724p:plain

多くの方にとっては「なんじゃこりゃ」でしょうけど興味があれば打ち込んでゲームなどに使用してみてください。

 

#2 チップチューンと私【ツインビー】

ファミコン時代の好きだった曲を思い出して綴るチップチューンなお話。2回目はコナミツインビーです。ちなみに第1回はこちら。

natural-wings.hateblo.jp

 

ツインビー

その後もいくつかシリーズを重ねているので、人気シリーズと言えるでしょうか。新しいシリーズ作品を遊んだことはないけど、プレイステーションでも新しい作品がリリースされていた気がするし、ご存知の方もいるかな。どのタイトルも素敵な曲が多かった記憶がありますが、1作目からメロディーを大切にした素晴らしい曲でした。

 

ステージBGMが二種類あって、一つはパワーアップ直後のもの。もう一つはパワーアップしていない時のもの。このパワーアップしていない時の曲がどことなく切なくて特に好きです。当時はこの曲を聴きたくてパワーアップせず、敵も倒さずプレイしたりしてました。普通にプレイするとすぐにパワーアップするから意外と聴く機会は少ないかもしれない。その反面、ボスBGMは怖いというか結構不気味でしたね。

 

www.youtube.com

 

シューティングゲームというと、どうしても戦闘機を操って要塞を破壊したりとか、異星人と戦ったりだとかが多かったので、ツインビーのように野菜や文房具が敵として登場する世界は珍しかったんじゃないかな。地上攻撃をする腕が取れちゃうと救急車(?)が飛んできて合体すると治るとか。二人同時プレイができるというのも良かった。

 

ちなみに、このソフトはスーパーマリオが買えなかったので選んだゲームでした。比べてしまうのは気の毒だけど、BGMだけならツインビーの方が好きですね。

 

それにしても。

 

こういうのは思い出の影響なのか、幼少の頃の感性なのか、今聴いても素敵なメロディーだなあと感じます。実質二音でできているようなものなのに(ノイズのドラムはあるけど)、とても心に残るというか、色々と想像させてくれますね。山を越えて空を飛んで行くような、そんな感じ。

 

今は音がたくさん出せるようになったし、音色そのものにも表現力が加わって、豊かな音楽をゲームBGMとして扱えるようになったけど、自分の音楽もこういうところから出発したということを忘れないでおきたいなあと改めて思いました。

 

natural-wings.hateblo.jp